教育委員会が取り組む子どもの居場所づくり
おはようございます。
教育委員会事務局の増田です。
今回は地域おこし協力隊の山本さんが取り組む中高生(ティーン)の居場所づくりに繋げるため、教育委員会が始める「小学生の居場所づくり」をご紹介。
「鎌倉市に視察に行かないか?」
昨年度、教育委員会に配属され、すぐに町長から鎌倉市に一緒に行かないか?と提案をいただきました。
鎌倉市の取り組みについては、教育委員会に異動前よりたびたび町長より鎌倉市はおもしろそうなことをやってると伺っておりました。
今回も面白法人カヤックのカマコンなどの取り組みかな?と思いましたが、視察の目的は「かまくらULTLAプログラム」。
このかまくらULTLAプログラム内容は、鎌倉市教育委員会主催の地域の人材や資源を活かした「不登校の子どもたちへの特色ある支援」でした。
不登校支援の導入
いろいろな調整がつかず、結局鎌倉市へは行けませんでしたが、三宅町教育委員会事務局でも不登校支援の導入を検討しています。
ただ、町の小学校は1校のみ。中学校も隣町と共同で設置する1校のみ。不登校支援としては対象者や範囲が狭すぎて、鎌倉市と同じ方法での実施が難しいのではと断念…
三宅町にも不登校の子どもたちは、ゼロではありません。そして、その不登校の子どもたちのフォローは学校の担任の先生頼みという状況です…
最近では、たとえ学校に行かなくても、YouTubeなどのオンラインサービスで教育の機会を確保することはできますが、何らかのカタチで学びの機会は必要だと思います。
そんな状況は、子どもたちへの支援の充実という面でも、働き方改革という面でも改善の必要性も感じます
奈良県の不登校支援
現在、奈良県内では不登校への支援は適用指導教室がいくつも設立され、県の教育委員会でもオンラインを活用した学びが始められています。
https://www.e-net.nara.jp/kenkyo/index.cfm/27,2967,c,html/2967/ibashotebiki_compressed.pdf
まずは、子どもの居場所づくり
そんななか、三宅町教育委員会は、まずはmiimoを中心として、予算がなくても今からできる「子どもの居場所づくり」から検討を始めました!
「夏休みの朝食や昼食の提供」から「夏休みの宿題の支援」なども考えましたが、費用面や人手などの課題もあり、教育委員会職員やボランティアの学生と三宅町のデザインを考え、デザインを作る教室の開催から始めてみようとなりました。
子どもたちで考えた「デザイン」をイベントチラシとして配布したり、イベントのノベルティとして商品を製作したり、まちの広報が子どもたちのデザインであふれるといいなと。モノづくりを通じてやりがいや自己肯定感を育む取り組みを。と考えています。
まもなくデザインづくり教室が初開催!
そんなデザインづくり教室は8月4日の午後2時からmiimoで開催します。対象者は三宅町在住の小学校4〜6年生。お試しのため、まずは1回の開催です。
定員は5名ですが、まだ若干の空きがあります!
参加費用は、もちろん無料。参加希望の方は、教育委員会事務局までご連絡ください!