三宅町、自治体ピッチに登壇!―農業の歴史を未来につなぐ挑戦
三宅町役場政策推進課の山内です。しばらく更新していなかったところ、帳尻を合わせるように連日の投稿を行ってみました。
さて、今日は2024年10月10日に大阪・京橋の「QUINTBRIDGE」で行われた自治体ピッチに登壇した、三宅町のプレゼンをご紹介します。登壇したのは、三宅町役場イノベーション推進部の岡野参与。彼が語ったのは、「1500年の歴史をつなぐ持続可能な農業」についてです。
三宅町ってどんな町?
まず、三宅町について少しご紹介します。三宅町は奈良県にあり、人口は6500人、面積はわずか4.06平方キロメートルと日本で2番目に小さな町です。大阪から1時間ちょっとで行ける距離にあり、二拠点生活を営む方も少なくありません。
岡野参与は、三宅町が掲げるビジョン「自分らしくハッピーにスモール(住もうる)タウン」についても語ってくれました。多様性を大切にし、それぞれの個性を活かしながら暮らすことで、ウェルビーイング(幸福度)を高めていこうという取り組みで、役場は住民の夢をサポートする「伴走者」として共に挑戦することをミッションとしています。
1500年の歴史を誇る農業
三宅町のもう一つの魅力は、その1500年の歴史を紡いできた農業です。今は、「金ゴマ」や「米」が主力ですが、課題も多くあります。高齢化が進み、特に今後10年で農業を続けることが難しい状況に直面しています。また、土地が狭く、大規模な農業は難しいため、これまでとは違う価値観や戦略が必要になっています。
そこで、三宅町は「持続可能な農業」を目指し、小規模であっても、自分らしい農業の形を模索し、1500年続いてきた歴史を未来へとつなげていく、この挑戦に共感してくれる方を大募集中です!
地域おこし協力隊とスタートアップで新たな風を
そんな中、三宅町では「地域おこし協力隊」の募集を行っています。農業や地域課題の解決に取り組むため、現在6人の協力隊が活躍中。さらに、農業分野に明るい事業者との連携を予定しており、農業の専門知識を得ながら新たな取り組みを進めています。
もし、農業に興味がある方や地域に新しい風を吹かせたいという方がいらっしゃったら、ぜひ三宅町で一緒にチャレンジしてみませんか?町があなたをサポートします。
三宅ローカルスタートアップ事業も参加者募集中!
また、三宅町では「三宅ローカルスタートアップ事業」を昨年から開始しています。この事業は、ビジネスの力を借りて地域の課題を解決する取り組みです。今年は空き家や農業の問題に焦点をあて、新たな参加者を募集しています。
「地域課題に取り組んでみたい!」「スタートアップの力で地方を盛り上げたい!」そんな方は、ぜひこのプロジェクトに参加してみてください。興味がある方は、ぜひこちらの「イベント(Miyake Local Startup Conference 2024)」や「起業家育成講座(アクセラレーター講座)」にもご参加くださいね!
三宅町の小さな町の大きな挑戦、そしてそのあたたかい町の雰囲気にぜひ触れてみてください。皆さんの新たなチャレンジをお待ちしています!