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学校の先生不足を解決。「ミツカルセンセイ」のQuicken.との連携協定を締結しました!

教育委員会事務局の増田です。
久しぶりの更新となります。

9月4日、三宅町ととなり町の川西町は「ミツカルセンセイ」という学校と先生をマッチングするサービスを開始した合同会社Quicken.と連携協定を締結いたしました!

きっかけは、「中学校の先生が育児休暇を取得することとなりました。」との川西町教育委員会事務局からの連絡からでした。

三宅町でも、ようやく男性の育児休暇の取得率が高まっており、男性の育児参加が当たり前になってきました。三宅町と川西町が運営する中学校でもそのような流れがあり、若い先生方は性別を限らず育児休暇を取得されることが多くなったように感じます。私の子育て期にはあまりなかった流れのため、とても羨ましく思います。

育児休暇を取得予定の先生は、あらかじめ校長を通じて市町村教育委員会へ育児休暇の申請をします。そして、市町村教育委員会から都道府県の教育委員会へも連絡がされ、都道府県の教育委員会でまだ配属されていない講師がいれば、小中学校へ講師が配属されることとなる。

これが通常の流れのはずなのですが、「講師に余裕がある」という前提が必要になります。

今は、4月の新学期の段階で、奈良県でも先生の定数を満たすことができず、数十人の欠員があるのです。これは全国でも同様で、慢性的な教員不足が生じています。

そのため、先生が不足する公立の小中学校や教育委員会では常に人材探しをされています。

ただ、中学校になると教科ごとの教員免許が必要とやり、また年度途中からの募集となるとさらに採用が難しくなります。

そこで、今回の連携協定を締結した「ミツカルセンセイ」の登場です!

ミツカルセンセイでは、教員免許を持っているが学校で働いていない潜在的な先生に向けて、どの学校で、どのような働き方ができるかを公開することで、直接的に教師になりたいという人材にアピールすることができます。

このミツカルセンセイに対しては、
①学校現場での教員不足という社会課題の解決
②新たな教員という働き方を提示すること
に期待しております。

三宅町と川西町が運営する式下中学校でも現在、国語と理科の先生を募集しております。

もし、式下中学校で働きたい!と思って下さった方。一度応募してみませんか?皆さまのご応募お待ちしております!


(編集後記)
この連携協定をした、Quicken.の代表小谷さんと副代表の渡辺さんは大学在籍中に起業をされました。お二人ともとても好青年で、小谷さんは奈良県大和郡山市のご出身だそうで、渡辺さんは北陸の大学在籍中に大阪にこられ、小谷さんと一緒に起業されたとのこと!今後のサービスの発展とお二人のご活躍は個人的にもとても楽しみにしております。

三宅町としてもスタートアップ支援{若手起業家の支援)をしておりますので、お二人の経験を三宅町での起業家支援の対象者への良い刺激になればと思います。