奈良って素晴らしい!?「やまとは国のまほろば」

皆様、こんにちは~♪
三宅町教育委員会のUです。
今回が初投稿なので、緊張しています。

皆様は「まほろば」という言葉をご存じですか??
この単語は、奈良県だと耳にする機会が多いですよね。
なんといっても某有名農産物直営所の名前にも使われているぐらいです。

奈良県民歴の長い私はもちろん「まほろば」の意味を、、、、、、、
知りませんでした(泣)。

なので、調べて参りました!!
「まほろば」とは 古事記の中で、「倭(大和・やまと)は 国の真秀(まほ)ろば  畳(たたな)づく 青垣  山籠れる 大和うるわし」とヤマトタケルが国をしのんだ歌で詠まれており、「まほろば」には「素晴らしいところ」という意味があるそうです!

奈良って素晴らしい場所なんだなぁ~~と嬉しくなりました笑。


 さて、本題に入ります!
6月9日(金)に屯屯大学校の歴史学習講座の第2弾として「やまとは国のまほろば」が実施されました。

今回も多数の町にお住まいの皆様と、少数の町でお勤めの皆様に来ていただきました。
(私としては後者の方々にもどんどん(屯屯)来てほしいなぁ…なんて…笑)

今回の講師の方は、阪口 由佳様に来ていただきました!
阪口先生は奈良県立万葉文化館の主任研究員を務めていらっしゃるそうです。お忙しいところお越し頂きありがとうございます!

さて、気になる講座の内容ですが、『古事記』・『日本書紀』のそれぞれの特徴や編纂の背景のお話をして頂きました。
また、ヤマトタケルの物語が記紀で、それぞれどのように描かれているかを読み比べながら語ってくださいました。

講座の締めには、自身の死が間近に迫っていることを感じたヤマトタケルが読んだ辞世の歌を受講者一同で読み上げました。

倭は 国の真秀ろば(まほろば) たたなづく 青垣 山籠れる 倭し麗し

まほろば(すばらしい)故郷の倭を懐かしんだ辞世の歌には、悲哀と望郷の念が込められており、胸を打たれました。

講座の様子(中央奥:講演される阪口先生)


最後に、改めまして、楽しいお話を沢山してくださった阪口先生に感謝申し上げます。

次回の歴史学習講座は考古学についてのお話を企画しております。
どうやら天理市から講師の方が来てくださるようですよ。
次回もお楽しみに!!

町のホームページ・広報・屯屯大学校の案内郵送等で続報をお待ちください。
皆様のご参加をお待ちしております!