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移動式屋台をつくってみた!
こんにちは!
ユースセンタープロジェクトのリーダー、地域おこし協力隊の山本です。
ユースセンターには先日、新スタッフが2名加わりました!
まちの中で見かけることがたくさんあると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、ユースセンターに新しく完成したものがあるのでご紹介します!
こちら!!
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移動式屋台ーーーー!!!
今回は、この移動式屋台ができるまでの話です。
移動できる場の可能性
これまでMiiMoを中心に活動をしてきて感じることは、MiiMoで出会える10代はほんの一部だということ。
まだ出会えていない10代に出会いに行くために、ユースセンター的な機能を移動できたら面白いのになぁ・・・
そして、まちの大人の皆様にも、もっと取り組みを知っていただき、一緒に10代の学びと育ちが豊かになるまちにしたい!とずっと考えていた私は、全国の事例をいろいろ調べてみました。
各地で見かける移動式あれこれ
①「YOUTH STAND」/ 京都市ユースサービス協会(京都府京都市)
②「YATAI CAFE」/ ケアと暮らしの編集者(兵庫県豊岡市)
昨年秋に、ケアと暮らしの編集者が運営する「だいかい文庫(本と映画 テルル)」を訪問し、その際屋台も見せていただくことができました。
and more…
さまざまな事例を目にし、移動する場の可能性をひしひしと感じ、ぜひこれは三宅町でもやりたい!と思いました。
自分たちで屋台をつくってみた
まずは頼れる建築士さんにお願い!
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この人なしではできなかった!地域おこし協力隊の黒田さんです。
移動式屋台の構想を話すと、快く協力してくださいました。
実はこの屋台の設計も、黒田さんなのです!!(黒田さんはプロの建築士)
私の無理難題な注文も反映していただき、図面が仕上がりました。
中学生とDIYスタート!
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材料をそろえ、12月からDIYを開始。
中学生に声をかけると、「やってみたい!」と数名が手を挙げてくれました。
最初は電動ドリルを触ることも怖がっていた中学生でしたが、黒田師匠の指導の下、どんどん慣れた手つきになってきます。
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寒い中の作業でしたが、みんな本当によくがんばりました!!
後片付けも中学生が気づいて動いていました。頼もしい!!
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そして、年が明けた1月。ついに完成!!
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車に積み込んで遠くまで行けちゃいます!
ライトも点灯するよ!
MICHIKUSA STANDとして、まちをかけめぐる
完成した移動式屋台(アレンジはこれからぼちぼちやっていく予定)は、「MICHIKUSA STAND」として新たに動き出しました。
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Concept
まちの中や外を自由に動き回る、移動式の屋台。
ユースワーカーが、MiiMoに来ることのできない10代にも出会いに行く。
屋台を目印に、10代と近所の大人が混ざって出会いなおす。
この屋台は店主が変わるから面白い。
ある時には10代が屋台を引き、得意なことや好きなことを披露しながらまちの人と出会いなおす。
またある時には立候補した大人が屋台を引き、10代に新しい世界を見せるとともに、10代への理解を深める。
まちの外に出かけて、もっといろんな人に出会うことや小さな挑戦だってできる。
ここは、10代がまちに出会いなおし、一歩ふみだすきっかけとなる場所。
ある日のようす
先日は、スタッフ2名で石見駅周辺を1時間ほどぶらり。
屋台を目印に、いろんな方が立ち寄ってくださいました。
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ある地域の方から、「こういう活動はほんまに大事!」というお言葉をいただきました。
ご自身の子育てを振り返り、かけてくださった言葉でした。
私たちの活動は、すぐに成果が見えるわけでもないし、わかりにくいものだし、大きな影響力はないかもしれません。
でも、活動を続けていくことの意味はあると思っています。
10代の居場所や頼れる関係性が、まちのあらゆるところにある未来を目指して。
今後の展開
MICHIKUSA STANDは、移動式屋台です。
スタッフだけでなく、10代とともに屋台を引いたり、立候補していただいた大人が引いたりすることも、今後の展開として考えています。
【想定される効果】
①スタッフと10代との接点づくり、地域の中での認知度向上
②地域の大人と10代との交流
③10代の挑戦の場
④多様な大人が10代の世界を拡げる などなど・・・
ユースセンターInstagramにて、MICHIKUSA STANDのスケジュールも公開しています。
※雨天・荒天中止
まちなかで見かけたら、お気軽にお立ち寄りください!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。