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次世代を担う学生×企業の町へ!三宅町のタウンミーティングレポート

皆さんこんにちは。そしてはじめまして!今年4月に三宅町に入職し、政策推進課に配属となった荒木と申します。
初投稿の今回は6月1日に三宅町で開催されたタウンミーティングの模様をお届けします。今回のテーマは「石見地区における県有地の活用について」。未来の町を一緒に作り上げるための重要な話し合いが行われました。


大和平野中央田園都市構想の新たな展開

今回のミーティングで議題となったのは、石見地区の7.7ヘクタールの県有地をどのように活用していくか。これはもともと大学用地として計画されていましたが、新知事の方針により方向転換が図られた構想です。新たなテーマを「産業の強化」「雇用の創出」「人材育成」とし、「次世代を担う学生×企業のまち」が新しい基本方針として定められました。

未来の学生寮「ヤングイノベーションレジデンス」

計画の目玉の一つが、次世代を担う学生のための新しい寮、「ヤングイノベーションレジデンス」です。これは、単なる学生寮ではなく、大学院、大学、高専、高校の学生が世代や背景を超えて交流ができる全く新しいタイプの学生寮で、規模は100名から130名を想定しています。

企業誘致で地域活性化

さらに、ヤングイノベーションレジデンスには新産業にチャレンジする企業の誘致も進められます。これにより企業と学生達が日頃から交流・連携することで共に生活しながら成長できる多様な学びを創出することができます。
一方で、今回のタウンミーティングの中で住民さんからは「大型商業施設や騒音の出る製造業は避けてほしい」との声がありました。そういった地元の皆さんからいただいた要望も踏まえて県と町、そして地元住民の皆様と一緒に進めていけたらと思います。

住民との対話が鍵

ミーティングでは、他にも多くの住民さんから質問が寄せられました。「学生が本当にここに住むのか」「地元企業との連携はどうなるのか」「計画が進行しないリスクは?」といった不安の声もありましたが、森田町長は一つ一つ丁寧に回答。住民の声を県にしっかりと伝えることを、今回のミーティングの中で確認しました。
※当日のアンケート結果をまとめています。こちらからご覧ください

具体的な計画と今後のスケジュール

ミーティングでは、今後の具体的なスケジュールも発表されました。今年度中に基本構想が固まり、6月14日にはキックオフイベントが開催されました。今後も関係イベント等を実施しながら本事業は展開される予定です!

最後に

今回のタウンミーティングを通じて感じたのは、住民さんの関心の高さです。住民さん一人ひとりが自分事として三宅町の未来を考えているとともに、こうした住民さんの声が、これからの三宅町をより良いものにする原動力となると強く感じました。
今後もタウンミーティングやまちづくりトークを活用して皆さんの声を届けてください。一緒に三宅町の未来を作り上げていきましょう!